私が若干数教えているピアノの生徒も皆さん他のお稽古事もなさっているので、お稽古だらけで逆に大丈夫かな?と思うときがあります。
それだけ学校教育に疑問や不満を抱えている親御さんが多いからでしょうか?
その忙がしそうなライフスタイルに疑問を感じるときがあります。
あれもこれもという気持ちはわかりますが、本当に必要なものに専念させることが、子供のためでもあり、家計のためでもあると思います。
親は子供にはこんな風に育って欲しいといろんな夢や理想を描きます。
それは素晴らしいことですが、子供は親の思い通りにはならないもの。
子供の特性を考慮してお稽古選びをしたいものです。
数をこなすよりかは一つのもので一芸に秀でる、ものを作ってあげると、子供の自信にも繋がると思います。
そして何よりも家庭環境が一番大事です。
こんな子供に育てたいと願うなら、まずは家の環境をその理想に近づけると良いのです。
家の環境が一番大事なのです。
では、お稽古選びのポイントは?
たとえば動き回るのが大好きな子供には体操など、発散させるものを。
家でひとつの遊びをするのが好きな子供にはその集中力を生かした芸術文化系のお稽古を。
勉強が好きな子供には塾や幼児教室で英才教育を。
子供が本心からやりたい、と言ったお稽古を、本人の責任において習わせることです。
逆に<その時>が来るまでは習い事をさせなくても良いと思います。
お稽古は親の思い(エゴ)でもあったりします。
それを無理に通わせているのであれば無駄に終わることが多いと思います。
その時が来るまで待ち、まずは家の環境を整えてあげてはいかがでしょうか?